無免許医と天才ゲーマーについて②
①の続き
前置きが長くなりましたが、これを踏まえて本題の27話に話を移します
ここ二人で映画でも見てたんですかね?
ニコはライドプレイヤーに変身しバグスターを初めて倒したプレイヤーになったものの、二度目のゲーム病を発病してしまう
今まで戦ってきたことやゲームオーバーになればどうなるのか知っているのにクロニクルを使用したニコに怒る大我
ニコはただ見ているだけじゃなく、自分にも出来ることがあるのなら力になりたかったので口論になっても引くにも引けず
突き飛ばされ病室を追い出された後の飛彩との会話のシーン
20話の廃病院での会話の対比
どちらも半分は相手に、半分は自分に言い聞かせているのが印象的
飛彩は自分の彼女を救うことができなかったので余計に癇に障ったんでしょう
床にばらまいたポップコーン掃除してたなんて言える空気ではない
そしてCRに通報が入り、永夢飛彩ニコで向かいます
通報の前に蹴られてたのにピンピンしてるあたり主人公強い
向かった先にいるのは自分のゲーム病のバグスターなので自ら倒そうとするニコに対し、他2人の参戦を阻む新社長
歯が立たないので情けない声を出しているブレイブの図
スナイプも合流し、 三人とラヴリカとの戦うもmissばかり
物理攻撃が効かないのは面白い
(CV諏訪部順一で恋愛ゲーのバグスターとか勝てる気がしない)
またニコも前回のようには行かず、スナイプに気を取られた隙に攻撃され苦戦し、変身解除にまで追い込まれてしまう
ラヴリカに
「 乱暴で独りよがりな男には一生かかっても敵わない」
と言われ、ついに本音を吐き出すシーン
この話の最大の見所であり、花家大我と言う人物が浮き彫りになるシーンでもあります
"別に好かれたくて戦ってる訳じゃない
人にはそれぞれ未来がある
だから失うものがない俺だけが戦えばいい"
このシーン放送時はただニコのことを心配しての発言だと思っていたのですが、
スナイプZEROを見た後だと少し受け取り方が変わりました
決してヒーローになりたくて変身した訳でもなく、プロトガシャットの副作用を受けながら変身し続け、免許を剥奪されてもなおゲーマードライバーを手にして変身し戦う理由
たった少しの、独白のような台詞ですが、ここに大我のライダーにこだわる訳が凝縮されているんだろうなと
そしてニコに対して向けた言葉が次に出てきます
16話最後の何気ないやりとりの中での発言に向けて
5年前のあの時を境に数々の人から見放され、闇医者をやっていたといってもいつも客が来る訳でもなく、
ましてやそれまで全国から押し寄せるほどの腕だったわけで余計に言われることが少なくなった、主治医という言葉
※スナイプZEROの牧との会話のシーン参照
周りに気を使われることもなく1人で戦うはずだった大我ですが、お人好しが出てしまいつい助けてしまった少女に言われて
この時主治医になった覚えはないと言ってますが、久々に言われてよっぽど嬉しかったんでしょうね
ここの台詞、自分が担当した癌患者の件や小姫を治せなかったことも含めての発言かなと思います
(まだ癌患者のゲーム病は治せなかったと断定していません)
池の中から帰らずに普通に出てから帰ればいいんじゃ?
これより下は個人的な感想になります
※今回の話の解釈はこれ以降一切ありませんのでご注意ください
この2人が作品の中で特に好きなため、幸せになってくれとは言いませんが最後まで生き残って欲しいです
(ニコを庇って大我退場も大我を庇ってニコ退場もどちらもない訳ではないので)
2人の関係について様々媒体でも兄や妹、父と娘、恋人、相棒など色々と言われていますが、私は相棒が一番近いのではと思います
けれども決して特別な感情がないとは思いません
(他人と割り切っていれば「俺の側から離れるな」なんて言わないだろうし)
ウィザードの晴人とコヨミに近いような関係だろうなと現段階では思うようにしてます
この関係で止まってくれてもいいし、進んでもいい絶妙な匙加減だなと
アベック言われてるし
大我に至っては幸せのビジョン無さそうだから頑張れアラサー
また、仮面ライダークロニクルで消去された人間はおそらく復活しないのだろうなと踏んでます
クロニクルでプレイしている人間を倒しきれなくても、復活しないという事実を知ればストレスにつながりゲーム病発祥、という連鎖になる的な
まだ話は半分にも関わらず、クロニクルによる一般人巻き込みという展開を持ってくるということは後半も油断できないなと思いつつ、どうか減速しないでくれと願います